「風化造礁サンゴ」とは浅瀬に生息する造礁サンゴの骨格が数千年から数万年もの長い歳月の間に、波で侵食され風化し破壊されて生じた破砕物が海底に堆積します。年月と共にその有機部分は分解し、骨格を形成している無機質部分のみが砂状になったもので、沖縄県が世界に誇る貴重な天然資源です。 風化造礁サンゴは地球型生命の基本体を構成する元素のほとんどを含有し、天然のミネラル成分がバランスよく含まれています。
炭酸カルシウム・炭酸マグネシウムを主成分とした23種類以上のミネラルを含有しており、天然資源の中で最もミネラルの含有数が多い素材です。又、無数の天然微細孔が存在する為、抗菌性に優れ、表面積が大きいので浸透性や保水性にも優れています。
弊社の製品原料となる風化造礁サンゴは沖縄南西諸島で採取されたものを使用しています。 風化造礁サンゴの採取には、国から委任を受けた沖縄県が、国土交通省所管国有財産取扱規則・砂利採取法・沖縄県海砂利採取要綱・沖縄県漁業調整規則・その他の諸規則に則り許可されて採取しています。 観光立県を標榜する沖縄県は、自然環境の保護・水産業の両立をはかりつつ、資源の枯渇を招かぬよう沖縄砂利採取事業協同組合を指導し、風化造礁サンゴ粒の計画的採取を確立しておりますので、自然環境破壊とは無関係で沖縄県の貴重な海洋天然資源です。 ワシントン条約により生息サンゴは勿論のこと、死んだサンゴ(=風化サンゴ)・化石化サンゴも許可無く採取することは禁じられています。
ただ唯一、沖縄海域でのみ風化サンゴの採取が許可されています。
風化造礁サンゴが今いちばん脚光をあびているのが「マイナスイオン」の発生です。 マイナスイオンを発生させる天然素材として知られるトルマリンの約300倍以上と言われ、マイナスイオン空気発生器・消臭剤・寝具・下着などが商品化されています。 そして、風化造礁サンゴは炭と同じ多孔質素材なので吸着性に優れ、なおかつ豊富なミネラルを保有していますので、水の浄化や土壌改良に利用されています。 驚かれる人も多いのですが、実は風化造礁サンゴはベビーフードなどにも使われるほど優れた天然素材です。カルシウムを主成分に23種類以上の豊富なミネラルを保有し、様々な食品に使用されています。 沖縄では遥か昔より、井戸水や雨水の浄化に、水はけが良いので建築物や道路用資材に、そしてミネラル分が豊富なカルシウム材として食品添加物の認可も受け、粉末を塩や黒糖に加えて食していました。
【参考製品】
健康食品(厚生労働省規格に認定)
化粧品(化粧品認定基材 国際規格ICID)
浄水器カートリッジ
マイナスイオン発生器など