風化造礁サンゴを使った天然素材100%のヒトに優しい商品(内装用塗り壁材・土壌改良剤・健康食品・バス用品等)の販売
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 誰でも簡単DIY 

 
少し長くなりますが、美ら壁を施工する上で必要になる道具や混ぜ方などの説明をさせていただきます。
初めての方にもできるだけわかりやすくご説明させていただいておりますが、不明な点があればお気軽にお問い合わせ下さい。

 
  ~初心者にも出来る簡単レシピ~

 
≪はじめに≫
 

   最近では、ホームセンターがほとんどの町に出来ています。
   一度は行かれた
事があるのではないでしょうか。
   また行かれた事のない方は、これを機に足を運んでみてください。
また近くの金
   物屋さんで聞いてみるのも、一つの方法かと
思います。
    ご主人なら、名誉挽回のチャンスかも?
    奥様なら、お友達に自慢できるかも?
   
世界で初めての、サンゴの健康塗り壁材「美ら壁ちゅらかべをお試しください。
   左官ゴテを持って5ヵ月のアキ師匠がご説明致します。

 
 

 
≪準備するもの≫
 

(1)脚立          

  一般家庭では通常天井高が2.3mから2.5mぐらいが多く、4尺の脚立が理想です。
   (3尺だと脚立の天板まで登らないと、天井の際まで手が届かな
いからです)
   3尺・・・踏み板が3段
   4尺・・・踏み板が4段 
    ※注意 天板に立つと危険です

 
 
【アキ師匠のワンポイント】
イスでも可能ですが、安定していないもの(キャスターが付いている、回転
  するなど)に立って作業すると転落して怪我をするので危険です。
  脚立でフローリングに傷がつくのを心配される方は、軍手を4本の足に
  はめると比較的傷付きにくくなります。
  また、100円均一でイスなどに履かせる靴下が売っています。

 

(2)鏝 [コテ]

  色々種類が有りますが、初心者だからと言って安物(プラスチック製)を購入せず、ステンレス
  製の仕上げコテをお勧めします。
  セメント用コテなど硬い物で仕上げると、
壁には凹凸があり波打っているものなので、
  
薄くなったり、厚くなったりしてムラになり易いです。

 

〔100円鏝〕

〔ステンレス仕上鏝〕
 
  出 隅[ですみよう] ・・・壁の出ぱった約90度の角の部分です
  入り隅[いりすみよう]・・・へこんだ部分で部屋の四隅などです
 

〔入り隅鏝〕

〔出隅鏝〕

〔PC鏝〕
 
【アキ師匠のワンポイント】
はじめて塗った時は、100円均一で買ったプラスチックコテで施工してみまし
  たが、色が濃い所や薄い所が出てしまい綺麗に仕上がりませんでした。
  職人用を使うと綺麗に均一に塗れました。
  名人は道具を選ぶです。(笑)
  尚、PC仕上コテは片べりに注意した方がいいようです。
 
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(3)マスキングテープ
  紙のテープで、手で簡単に切れ粘着力が弱いのできれいに剥がせて塗料を
  塗る際、余分なところに塗料がつかないようにする製品です。
  テープを軽く貼ると塗料が下に入り込んでにじんでしまうことがありますの
  で、しっかり押さえて貼りましょう。
   ※注意 すぐはがすよう設計されているので、何日も貼ったままにしておく
       と、はがれにくくなることがあります
 
(4)養生テープ
  ポリエチレン繊維で織られたものや布製のもので、手で簡単に切れしかも粘着
  力がマスキングテープよりも強い製品です。
  幅広く使用したいときに便利です。
   ※注意 何日も貼ったままにしておくとはがれにくくなります
 

〔養生テープ〕

〔マスキングテープ〕
 
【アキ師匠のワンポイント】
  出隅は、出っ張った角から手前にカッターナイフやはさみ等で、ビニール分を
  カットして、三角に開いた部分を又養生します。   
  入り隅は、折りたたむようにします。
  外部用のテープだと粘着力が強く塗料や表面の化粧が剥がれたり、傷める恐れ
  があるのでおすすめできません。
 
(5)材料を混ぜる物
  ●練るもの
   攪拌機と20リットルペール缶がベストなのですが価格が高いです!
   ゴムベラでこねることができます。 但し、ケーキ用のヘラは直ぐ壊れるの
   でおすすめできません。
  ●容器
   プラスチック製トロ舟20型又は、丈夫で水漏れしない物であれば桶・洗面器
   ・たらい等でも可能です。
   なべの場合は錆び・汚れを綺麗に取り除いてから使用してください。
 

〔撹拌機・ペール缶〕

〔ゴムベラ〕

〔トロ舟20型〕
 
(6)混ぜた物を取る物
  ステンレス万能柄杓か、これに似た物でかまいません。

(7)手に取る物
  PC鏝台か、これに似た物でかまいません。
(8)シーラー塗り用
  ローラーは、刷毛ではなかなか均一に塗れませんので、ウールローラーを使用
  してください。
  それと受け皿です。

(9)水を加える物
ヤカンやジョウロなど、なんでも良いと思います。
 
(10)その他
  スポンジ・・・道具を洗う為です(使い古しでかまいません)
  ぞうきん・・・汚れた所やはみ出た所の掃除の為です
  古新聞 ・・・床に敷いたり、その他養生をする為です 

〔万能柄杓〕

〔PC鏝台〕

〔ローラーと受皿〕
 
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≪混ぜ方について≫
 
   [標準加水量]
美ら壁(1袋) 清水(水道水)
4kg 約4~4.4リットル
標準施工面積(目安)
 約6~6.6平米
〔標準塗り厚 約1.2~1.5mm〕

   ※可使時間は4時間を目安に作業してください
 
(1)美ら壁1に対して水道水1が基準です。
   ですから美ら壁4キロ袋に対して水道水4リットルとなります。
   下地により変化しますので最初は水を少なめにした方が、良いかもしれま
   せん。

(2)容器の中に美ら壁を袋より破り全部入れます。

(3)水道水を8割入れて混ぜます。
   この時ゴムベラで美ら壁の粉を押し潰すように混ぜます。
   (小麦粉に水を加える要領で入れてください)

(4)混ぜていくと、初めはパサパサだったものがねっとりとペースト状に粘りが
   出て、逆さまにしても落ちなくなります。

(5)残りの水道水2割を足し、容器の隅に粉が無いように混ぜます。
   するとつきたのおもちのように、ゴムベラにまとわり付く感じに仕上がりま
   す。

 

 
【アキ師匠のワンポイント】
  ゴムベラに付いてる美ら壁を時々綺麗にぬぐい取ってください。
  パサパサが残っている可能性があります。
  混ぜ方はかき混ぜるのではなく、押しつぶすようにしてください。
 
 

 

≪塗り面について≫

 

(1)ビニールクロスと巾木・廻り縁・額縁などの汚れ・ほこり・シミなどを綺麗
   に掃除してください。継ぎ目やジョイント部分も忘れないでください。
(2)ビニールクロスが少しめくれている場合、裏側にのりを入れて貼り付けて
   ください。
   大きくめくれている場合は、クロスと下地の接着性能が弱まっている
   場合があります。
   その場合は裏紙も全部はがして、下塗り材で下塗りをしてから、施工し
   てください。
(3)クロスの裏紙は霧吹きなどで湿らせて、めくると取りやすくなります。この
   時大変時間がかかりますので、気長に作業をしてください。
   ※石膏ボードを傷めないように注意してください
(4)カビが発生している場合は、下地まで拡大していることがほとんどです。
   まず発生の原因を掴み、発生元から駆除してください。
   (下地から変えなければならない場合もあります。)
   カビ菌が少しでも残っていると、そこから又発生しますので市販のカビ駆
   除剤でしっかりと取り乾燥させて、シーラーまたは下塗り材を塗り、施工
   してください。
(5)マスキングテープの仕方で仕上がりが決まりますので、少し幅広の
   テープを使用し丁寧に押さえてください。角隅部分はテープを切らずに
   切込みをいれ一連にするときれいで楽に剥がせます。
(6)シーラーの3倍希釈液(原液1に対して清水2)をウールローラーを用いて
   均一に塗ります。
   シーラーをしないとタバコのヤニや汚れ等で、色むらになる可能性があり
   ます。
(7)十分に乾燥させ、最低気温5℃以下の場合は施工を控えてください。

 

 
【アキ師匠のワンポイント】
  シーラーをしない方法をご紹介します。
  2度塗りという方法です。ただし材料は多目になります。
   1)1度目は、厚み約1mmぐらいで薄く全体に塗ります。
    (コテを塗り面に対し45度ぐらい立てて塗り広げます)
    美ら壁の素粒子は0.6mmですから、引きずるか引きずらないか程度です。
   2)24時間乾燥させます。
   3)2度目は、コテを塗り面に対しほぼ平行か10度以内で、気泡が入らない
    ように押さえ付けて約2mmで塗り付けます。
 
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≪塗り方について≫
 
 ★水と混合した材料は、必ずその日のうちに使用してください★

  本製品は自然素材にこだわって製造しており、防腐・防カビ剤などの
  化学物質を使用しておりませんので、
練り置きした物を使用するとカビ等が
  発生する恐れがありますので使用しないでください。
 
(1)美ら壁をヒシャク等で受け皿に取ります。
   (あまり多く取ると、こぼれたり、重たくて腕が痛くなります)
(2)出来るだけ塗り面に対して、平行に塗るほうが仕上がりが綺麗です。
   進行方向に平行もしくは少し持ち上げた10度以内が理想です。
(3)たてに荒く塗り、横に伸ばして仕上げます。
(4)際や角を綺麗に塗らないと、クロスが見えて汚く見えます。
(5)巾木・廻り縁・額縁の際から塗って、全体に塗り広げてください。
(6)標準塗り厚は約1.2~1.5mmです。
(7)2度塗りをすると、より一層綺麗に見えます。
(8)コテは必ず押さえ付けて塗ってください。
   粒子と粒子の間に気泡が入ると、強度が弱くなります。
(9)出隅・入り隅の仕上げ用コテを先に使うと、仕上がりに一体感があり後で使う
   と絵画の額縁のイメージに仕上がります。
(10)出隅部分は、メッシュテープを張りその上からシーラーor下塗りします。
   この時の美ら壁は少し硬めに練ったもので塗ってください。

【注意点】
  プラスターボード下地のジョイント処理方法
    下塗り材と同じものでパテ埋めし乾燥後下塗りをしてください。
    V字溝にシーラー筆塗り、パテ処理すればメッシュテープは必要ありま
    せん。(メッシュテープを使用した場合、テープ部分が浮き出る場合が
    ありますのでご注意ください。)
 
 
【アキ師匠のワンポイント】
  コテを塗り面に対し、ほぼ平行か10度以内で気泡が入らないように押さえ付け
  て1.5mmで塗り付けます。こうすれば綺麗な仕上がりとなります。
  材料は1袋単位で区切りましょう。ロットが同じでも、微妙に色が違いう場合
  があり、前に塗った所に重ねて塗ると、色が変わってしまいます。もし残った
  場合は、次の袋と混ぜて溶いてください。
 
 

 
≪塗り終わった後≫
 
(1)養生を剥がす時
    巾木の所  手前下方向に引っ張りながらめくります。
    額縁の所  手前に引っ張りながらめくります。
    廻り縁の所 手前上方向に引っ張りながらめくります。
(2)使用した道具等はスポンジで洗ってください。(お湯の方が落ち易いです)
(3)雑巾で、美ら壁がはみ出た場所を拭き取ります。
(4)ズボンや服に付いた美ら壁は、直ぐにもみ洗いすれば落とせます。
 
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≪施工上の注意事項≫
 
(1)リフォームなど漏水が原因で劣化している壁を施工する際は、防水・止水処理
   を行った後に施工してください。材料が乾燥できず硬化不良を起こす原因に
   なります。
(2)カビが発生している場合は完全に除去してください。
(3)水が直接かかる場所や屋外、そして極度の湿気を伴う場所には使用出来ま
   せん。
(4)シーラーは必ずウールローラーを使用してください。刷毛では濡れ色が付く
   だけで均一に塗れません。
(5)道具類はステンレス製かプラスチック製をご使用ください。
(6)養生期間も含めて、気温が5℃以下の時は使用しないでください。
   凍害による硬化不良の原因になります。
(7)開封した製品は、必ず使い切ってください。
(8)保管場所は、降雨をさけ湿気の少ない場所にしてください。また、直射日光
   を避けてください。
(9)施工する際は、マスクや手袋などの保護具を着用し作業してください。
   取扱い後は顔や手を洗浄してください。
(10)製品が目に入った場合は、水洗いし医師の診断を受けて下さい。
(11)製品を吸入した場合は、うがいをして医師の診断を受けて下さい。
(12)廃棄する場合は、産業廃棄物として処理して下さい。
(13)美ら壁は自然素材の為、多少のコテむらや色むらが出る場合が有ります。
   また、硬いものが当たるとキズになりますのでご注意ください。
(14)シーラーの使用により、アレルギー並びに化学物質過敏症の方は気分が悪く
   なることがあります。換気を良くし、ご使用には十分注意してください。
(15)本製品の品質向上のため無断で改良する事がございますので、その旨何卒
   ご了解を御願い致します。
 
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